
GOOD TO SEE YOU AGAIN !! SimWorks THE HOMAGE リニューアル!!
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名作 SimWorksのThe HomageタイヤがThe Homage TLCにリニューアル!
THE HOMAGE タイヤとは?
僕が初めて使ったシムワークス製品はタイヤでした。
そう、今回リニューアルしたタイヤ、THE HOMAGE(オマージュ)です。
鮮やかなグリーンカラーに惹かれてキャパオーバーのフレームに無理やり突っ込んで走ったのが懐かしい。
シムワークスのファンの方にはお馴染みかと思いますが、PanaracerのマッハSSというタイヤパターンをオマージュし、マッハSSのラインナップには無い700cx43cというタイヤサイズでデビューしたのがこのタイヤです。
地面を捉えやすい少しイボイボしたパターンにしっかりと存在感のあるサイドノブが特徴のオフロードタイヤです。
オフロードタイヤといえど、パターンのほとんどはセミスリックパターンで構成されているのでオンロードでの走りも軽く、そのままオフロードに突入してコーナーなどタイヤを寝かせるシーンでも安心感のあるタイヤです。
どこがリニューアル?
左:旧 右:新
さて、どこがリニューアルしたのか?
そう、ロゴのカラー!
ではなく、Tubeless対応になりました!
いままではチューブを入れての運用するのみとなっていましたが、ついにチューブレス対応に!
ということで発売前のライドインプレッションの依頼を頂いたので走らせてきました!
嬉しさは変わらない乗り心地
まずは空気圧高めに設定してオフロードへのアプローチ。
エアボリュームと細かいパターンからくる程よいクッションを感じながら、砂が浮いたような場面でもグリップを失う事なくしっかりとペダルを踏めるのが楽しく、転がっていくタイヤからオフロードへのワクワクを募らせます。
オフロードの入り口ではエア圧を下げてよりタイヤが地面にコンタクトできるように調整します。エア圧を下げれるのがチューブレス最大のメリットなので、ここからがリニューアルの本領発揮。
サイドケーシングがアップデート
サイドケーシングはチューブレスに対応するためにパナレーサー社のTuffTex R(タフテックスR)が採用されたことにより、エア圧が高い時はチューブを入れた時と同じようなパリッとした走行感を、エア圧を下げて走る場合はもっちりとした走行感を得ます。
左:旧 右:新
また、サイドケーシングが追加されたことにより重量が増しましたが、リム打ちパンクからの解放とサイドカットへの懸念が少し薄らいだことを考えると僕はプラスの要素と捉えました。
チューブを入れての運用は重量増(700cは80g、650bは120gとの事)になりますが、サイドカットによるパンクへの対抗措置と捉えれば納得出来るかなと思います。
最近は軽いチューブも多いですし、お好みの運用方法で問題ないかと思います!
GOOD TO SEE YOU AGAIN !!
THE HOMAGEのリニューアルにより、突然現れたオフロードへの誘い(道の分岐)にも臆せず飛び込みやすくなったのでは無いかなと。
チューブレスの恩恵はオフロードを前提としたセットアップでは強力な味方です。
いままでパンクを恐れて違うタイヤを選択していたので、再びお気に入りのタイヤで走り出せるのが僕にとって本当に嬉しいアップデートだったのです。